こどもが練習しない原因

🔴こどもがピアノを練習しない原因

 

もともとあまり練習しない子もいれば、よく練習していたのに突然練習しなくなってしまったなど、いろんなこどもがいますが、

 

最初に言いたいことがあります。

「ピアノを習いはじめたばかりのこどもの殆どは自習練習なんかしません!」

 

なぜ、練習しないのかと言いますと

①音楽を身近に感じていない

②ピアノを弾くための知識が足りていない

③ピアノに向かう習慣を最初の時に親子二人三脚でしていない

 

①は家にピアノが無かったり、生演奏を聴きに行ったりする習慣がない場合に多いので音楽に接する機会を作ると改善されると思います。

②は初心者ですから、音名、リズム、鍵盤の位置などが分からないのです。

理解するまでが大変ですが、ある程度理解してくると自分から進んでやるようになります。

③が一番重要なポイントかもしれません。最初は親がリードして一緒にピアノの前にいてあげてください。できないからといって怒らずに、温かく見守り、できたら褒めてあげるだけでこどもはのびのびと成長していきます。

 

 

練習しないとついつい怒ってしまいたくなりますよね...。

でも、そこは我慢して成長を見守ってあげてください。

 

ピアノは、音符を読み、リズムを打ったり、弾いた音を耳で聴いて確かめたり、次の音を弾くための運指を考えたり、曲によってはペダルを踏む(足も使う)ということも...

 

脳も体もすべて使うので、曲を自分のものにするまでが大変なのです。

音符が読めるようになっても、音符と鍵盤の弾く位置がマッチングしていないとスラスラと弾けないのです。しかもそれを両手両足でやるとなると複雑になっていきます。

 

こどもが練習しない時の理由は、大体の理由が...

A.どう弾くかわからず、壁にぶち当たっている。

B.好きな曲じゃない

C.ピアノ以外に興味を持っているものがある

 

理由がAならレッスンで少しずつ分からない所を問題解決していけば、また練習を再開すると思います。

Bの場合は、曲を変えれば、急にやる気になり解決します。

Cの場合は、是非とも興味のあるものをやって見ることをお勧めします。

 

様子を見ながらこどもと相談しながら取り組んでいくとよいでしょう。